MachineWalkerTRPG 〜Cast〜
ガティア公国
- サイル・ヴェイン・ライム(ゼムノゥーザ・男・48)
- 「旧体制派の抵抗ももはや風前の灯、今こそガティアの誇りを取り戻すのだ!」
元ガティア公国大機士にして過激派代表。
大機士からは引退して久しく、引退後数年に渡り行方不明となっていたが、
半年前、唐突に表社会に現れるとガティア軍部を扇動し軍事クーデターを起こし、政権をのっとった。
大機士時代から誇り高く高潔な人物であったが、社会復帰後は鉄血政権と呼ばれる軍主導政治を敢行し、
市民の間に不安を募らせている。彼には影武者説や偽者説などさまざまな噂もつきまとうが、真実のほどは定かではない。
ロッドディ・アルハス(ゼムノゥーザ・男・29)
- 「俺に、もっと力があれば……サイルめ……!」
ガティア公国の対クーデター政権組織「内海連合」の若き2代目代表。
前指導者にして彼の父であるリン・アルハスが暗殺されたことで現在の地位につく。
以前より同組織でMW操手として平均以上の活躍を見せてきたが、指導者としてはいかんせん平凡。
現在は父親より受け継いだ幕僚達に支えられ、なんとか組織を維持している状態である。
戦闘では装甲強化型のカーデンベルグを専用機として愛用する。
トラファルト・マクス(ゼムノゥーザ・男・20?)
- 「了解、んじゃいっちょ行ってきますか」
ガティア公国と武装地帯の境に拠点を構える傭兵部隊「エリア888」のエース、通称"888の虎"
乗機は全て虎柄に塗装され、出会って生きて帰ったものはいないとまで言われる凄まじい操縦技術の持ち主。
指揮官としても確かな腕を持ち、小〜中隊長として寮機を率いる事も多い。
ディサイリシュ共和連合
- ロムナ・ハドリア(ゼムノゥーザ・男・72)
- 「時代が変わり、世界が変わり……それでも人の本質はかわらんものさの」
「連合の妖怪」と称される共和連合大統領補佐。
一見して人のよい好々爺に見えるその姿とは裏腹に政界や裏の世界への絶大な影響力をもち、
ディサイリシュを裏から指揮する食えない人物。
フォーン・メルーク(ゼムノゥーザ・男・46)
- 「敵はいつでもどこにでもひそんどるのだ。小康状態だからといってたるむなよ」
共和連合陸軍を統括する総指揮官。以前はトレジャーとして各地を転戦していた経歴を持ち、
独特の兵法を用いた戦略戦術を得意とする。
ユーン・リィーダ(ゼムノゥーザ・女・23)
- 「危険?無茶?こんな時だからこそ、私達も現場にでるのよ」
中部地区のMW開発企業「ワークス・フリーデン」の3代目代表。
過激派テロの犠牲となった前社長フィム・リィーダの後を継ぎ、現代表となる。
20代後半にもならない若年社長だがMW操縦技術・会社経営共に非凡な才能を見せ、
大企業の圧力にも負けずワークス・フリーデンを支えている。
勝気さと優しさを持ち合わせた社内のヒロイン的存在でもあるが、時にその強い使命感が先走りすぎることも…。
ハザマダ・カン(アーシアン・男・42)
- 「食うに困ったらうちに来いよ、ちったぁマシなマシンに乗せてやる」
ワークス・フリーデン中北部開発課長。植民船団内では過剰文明忌避者の一人で、
同社に入社したのは1年前と新顔だが、テロ事件による人員不足で半年前に急遽課長へと抜擢される。
FD-15ミラールの開発などに携わっており、職人気質で整備にもかなりの腕前を持つ。
武装地帯&セイバーシティ
- グレスト・ルフィース(アーシアン・男・46)
- 「多くは望みません。ただ、我々は平和を、そして受け入れてくれる大地を求めています」
植民船団セイバーアーク艦長兼セイバーシティ市長。
平和主義の温厚な人物であり、植民船団の降下による混乱、それに伴う戦乱を快く思わない一人であり、
それを招いた事に心を痛めている一人。現在は各国間を飛び回り、平和共存の道を探している。
公私共に公明正大な好人物だが、植民船団共々よく思わっていないゼムノゥーザは多い。
ワン・フェイロン(アーシアン・男・40)
- 「キャノンの前には左右確認!」
セイバーシティ内のMW開発社「セントラルインダストリー」の総責任者。
元軍部所属で、その厳しさと優しさは総責任者となった後も健在である。
ちなみに年の離れた妹(リファ・フェイロン・22)がいるが、
彼女に手を出すと「消される」という噂のせいか手を出す強者は殆どいない。
"孤狼"ヴェイオウルフ(ゼムノゥーザ・男・20?)
- 「ふ…どこかの臆病者が、俺の噂をまたしてやがる…」
武装地帯各地に出没する凄腕のトレジャー。何故かチームを組む事はなく常に単独で行動する。
その素性には謎が多く、クールな二枚目という事もあいまってファンも(特に女性に)多い。
愛機は真紅の塗装と頭部のブラストホーンが特徴的なウォルフカイザー。
"アンノウン"ティカ(ゼムノゥーザ?・女?・15?)
- 「ねぇ、もっとたのしもーよ?」
最近になって流れ始めた噂の一つで、武装地帯南部に出没するという謎の少女。
上記のような通信と同時に現れる白いノヴァハート、そしてその姿を見て無事で済んだものはいないという。
わかっているのは、これに破壊されたという機体の記録装置から回収された記録のみ。
それには防護服も着ていない猫のような耳をもった少女が手足も使わず機体を操るさまが映っていた…。
ただ、これは全て人づてに伝わる噂で、真相の程は定かではないし、全くの作り話だという者も多い。
ちなみに"ティカ"という名前は数年前に中部で流行ったTVアニメの、同じような猫耳ヒロインの名前による。
敵対的組織
- アーフィ・N・ナイツ(アーシアン・女・24)
- 「はーい、あまり言う事を聞かない子にはお仕置きしちゃいますよぉ……♪」
"殺戮者"アーフィの異名で有名な地球協会幹部。
聖女のような美貌と無垢な笑顔で行われる残虐かつ相手を選ばぬ狂気的な殺戮で知られ、
その戦闘能力と相まってアーシアン・ゼムノゥーザを問わず恐れられている。
『元は地球でも有名な才女だったが、ある事件をきっかけにテロリストになった』
『あの狂気はシンクロナイザー手術の後遺症だ』など噂も絶えないが、真相は知られていない。
"教祖"(ゼムノゥーザ・男?・??)
- 「全ては、巨神の御心のままに……」
巨人教団を束ねる大教祖。
TVやメディアへの出演も多いが、常に声もしくは影武者によるもので正確な正体は不明。
武装地帯に隠された本拠がアジトと言われるが、大手企業黒幕説や本物の巨人生き残り説などの異説も。
ベン・レイム(アーシアン・男・34)
- 「真理を受け入れぬ逃避者どもめ、始祖の裁きを受けるがいい!」
元考古学者だったが、遺跡調査中に巨神教の『真理』にふれ信者となったアーシアンの一人。
セイバーシティを中心に武装地帯で暗躍を続けており、多くの地球技術を巨神教へと流している。
典型的な狂信者であり、教えを受け入れぬもの・拒むものに苛烈な攻撃性を剥き出しにする。