技能一覧表


技能一覧表の凡例

【1】MW操縦/回避(【2】難)
【3】MWの基本的な操作技術です。
精密動作やアクロバットなど「普通ではない」動作を行う時に判定を行います。
またMW戦闘での回避、シールド防御を行うのもこの技能です。
【1】技能名
キャラクターシートに書き込む技能名です。
【2】修得難度
技能の修得・成長の難しさを表します。
並、難の2つがあり、それぞれ修得に必要な経験値を決定します(表1参照)
【3】解説
技能の説明です。技能のカバーする範囲、使い方などを解説しています。
難易度修正がかかる状況がある場合、それも明記されています。

表1.難易度別必要経験値表

技能レベル <並>技能
必要経験値(合計値)
<難>技能
必要経験値(合計値)
1 5(5) 10(10)
2 10(15) 15(25)
3 15(30) 20(45)
4 20(50) 25(70)
5 25(75) 30(100)
6 30(105) 40(140)
7 40(145) 50(190)
8 50(195) 60(250)
9 60(255) 70(320)
10 70(325) 80(400)

表2.(参考)技能レベルと熟練

技能レベル 一般の認識
1〜2 基礎の技術・知識を学んだ段階。駆け出し。
無知ではないが、仕事を任せるには心もとない。
3〜4 経験を積んだ新人。学んだ知識を現場で応用できる。
普段大丈夫でも、ちょっとした要素での失敗がありうる。
5〜6 ベテラン。専門家を名乗り、人を教え導けるレベル。
才能がある人間なら、まず作業を失敗しない。
7〜8 普段使わないような技術・知識まで習得したプロ。
かなり不利な状況下でも安定した成果を出せる。
9〜10 専門書に名前が登場するほどの権威。
歴史に残る偉業へも挑戦できるだろう。


操手技能

MW、MCの操縦に関わる技能群です。
MW以外のメカや騎乗動物は運動技能で扱います。

MW操作/回避(並)
MWの基本的な操作技術です。
精密動作やアクロバットなど「普通ではない」動作を行う時に判定を行います。
この技能はMW戦闘での回避判定にも使用します。
MW格闘(難)
格闘や武器を使ったMWによる白兵戦の技術です。
MW射撃(難)
MWによる射撃技術です。
投擲から銃火器、直接・間接砲撃まで全てこの技能で扱います。
MC操舵(難)
MCの操作技術です。
悪路の走行やチェイスなど「普通ではない」機動を行う時に判定を行います。
この技能はMCでの回避(ダメージコントロール)にも使用します。
MC射撃(難)
MCによる射撃技術です。
MC備え付けの火器は全てこの技能で扱います。
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運動技能

MW・MCの操縦以外で、身体能力に関係した技能群です。
生身での戦闘技能も運動技能に含まれます。

反射神経(並)
身体能力のうち、運動能力や反射神経を表す技能です。
受身やアクロバットの他、生身で戦闘を行う際の回避にも使用します。
格闘(並)
格闘や武器を使った生身での白兵戦技術です。
1レベル修得すると、素手パンチ・キックの威力が+1されます。
更に6レベルになると修正は+2まで上昇します。
射撃(並)
生身での射撃技術です。
投擲具から携行火器、据置式の大物まで全て扱えます。
耐久力(並)
肉体の抵抗力を表す技能です。
毒や病気の他、生命の危機(生死判定)にも使用します。
脱出(並)
大破したMWや車両からの緊急脱出技術です。
乗物からの脱出全般で使用します。
メカ操作/種別(並)
MWやMC以外の乗物を操縦する技術です。メカ操作となっていますが、騎乗動物の扱いも含みます。
二輪車や自動車、船舶など分野ごとに別の技能として修得してください。
1レベル修得していれば免許を取得でき、乗物で戦闘を行う際の行動力が+1されます。
更に6レベルになると+2まで上昇します。
指先技(難)
ピッキングやロープワークなど、手先を使った精密作業に関する技術です。
器械的な罠の設置・解除、鍵開け等に使用します。
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交渉技能

対人関係の交渉、指揮技能全般です。
対人交渉の技能は、基本的に無名のNPCとの交渉を簡略化するものということに注意してください。
GMは技能による説得や言いくるめを、必要に応じて制限・禁止できます。

言語(並)
母語以外への習熟を表す技能です。
難解な言い回しや方便を扱う時など、必要に応じて判定を行います。
この技能1レベルごと、キャラクターは母語以外の言語を1つ理解できるようになります。
以下、ゼムノゥーザの代表的な言語について解説します。
裏社会(難)
スラム街やマフィア社会など「まっとうでない」社会向けの礼儀作法です。
1レベル修得すると、キャラクターには裏社会への繋がりができます。
更に多くの情報を集めたり、交渉を行う場合は判定を行ってください。
交渉術(難)
少人数の相手を対象とした対面交渉術です。
技能判定に成功すると相手に好印象を与え、信用を得る事ができます。
不信感を抱いている相手に試みる場合、相手の《交渉術》か《克己》との対抗判定になります。
克己(並)
『こっき』と読みます。誘惑や恫喝に耐える精神力を表す技能です。
《交渉術》や《性的魅力》への対抗判定に使用し、勝利すれば誘惑や言いくるめを跳ね返せます。
情報操作/分析(難)
自分の都合にあった情報を流したり、世間の噂から必要な情報を集める技能です。
集めた情報の真偽を調べることにも使用できます。
指揮/戦術(難)
戦闘での指揮や、前線での部隊運用に関する知識です。
1レベル修得すると、戦闘におけるイニシアチブ決定の1D6の出目が+1されます。
更に6レベルになると修正は+2まで上昇します。
上級ルールを使用している場合、戦闘指揮により自陣営の判定を有利にすることもできます。
→戦闘の上級ルール
性的魅力(並)
いわゆる「色仕掛け」の技術です。カリスマや容姿など、生来の魅力による才能も含みます。
技能判定に成功すると相手に好印象を与えることができますが、確実性には欠けます(恋は盲目というヤツです)
また当然ながら、通常は異性にしか使用できません。
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雑技技能

他の3種の技能いずれにも当てはまらない、主に知識関係の技能群です。
このカテゴリには、ここに上げたもの以外でも多くの技能があるでしょう。
GMが許可すれば、キャラクターは新たな技能を作り修得できます。
ほとんどの雑技技能の修得難度はですが、専門性が高い技術・知識はとしてもいいでしょう。

MW/操手知識(並)
MWや有名な操手についての知識です。
外見や痕跡からMWの機種を調べたり、MW特徴の特徴を元に著名な操手を推測できます。
難易度修正:調査対象の知名度によって-50〜+50。
医療(難)
医療に関する総合的な知識です。
上級ルールではシンクロナイザーやバイオロイドの治療も行えます。
難易度修正:治療時、ダメージレベルが4:重傷の場合-30、5:致命傷以上なら-50
→キャラクター作成の上級ルール
隠蔽(並)
物や人を隠す技能です。
隠されたものを誰かが探している場合、相手の《索敵/感知》との対抗判定になります。
ガーディアン知識(並)
先史文明の遺跡を守る無人警備メカ"ガーディアン"に関する知識です。
ガーディアンを改造したMWの調査にも使用できます。
難易度修正:調査対象の知名度によって-50〜+50。
機械整備(難)
機体の保守・点検や整備、修理を行うための技術知識です。
MWの装備交換を急ぐ場合には行為判定を行ってください。
成功するとパーツ1つあたり、30分で取り付け・取り外しを行えます。失敗した場合は倍の1時間かかります。
難易度修正:修理時、ダメージレベルが4:中破の場合-30、5:大破以上なら-50
クリーチャー知識(並)
ゼムノゥーザの巨大生物"クリーチャー"に関する知識です。
正体を看破したり、クリーチャーの行動パターンを予測できます。
難易度修正:調査対象の知名度によって-50〜+50。
サバイバル(難)
荒野や遺跡内など極限状況で活動するための知識です。
1日の初めに行為判定を行い、成功すれば極限環境でもダメージや難易度修正を受けずにすみます。
また星や周囲の地形から自分の現在位置を調べることもできます。
索敵/感知(並)
隠されたものに気づいたり、近づいてくるものをいち早く見つける技術です。
《隠蔽》などで隠されたものを見つけようとする場合、相手の《隠蔽》との対抗判定になります。
肉眼もMWのセンサーを使った電探も、全てこの技能で扱います。
ただし行動を宣言していない場合の受動的な感知は、この技能でなく雑技レベルの能力値判定です。
難易度修正:警戒が不十分な場合、-10〜-30(受動的な感知は常に-30)
専門知識/種別(難)
一つの分野に関する深く狭い知識です。分野ごとに別の技能として修得してください。
《MW理論・設計》《コンピュータ・プログラミング》《考古学》《神学》……などです。
専門知識の判定の多くは、不利な難易度修正が課せられます。
また長期にわたる調査・研究では、何度も判定を要求されるのが普通です!
地域知識/種別(並)
地域の一般的な文化・地理に関する知識です。地域ごとに別の技能として修得してください。
地域は自由に決められますが、範囲が狭いほどより詳しい知識を知っています。
GMが許可すれば、キャラクターは《地域知識/出身地》を最初から5レベル持っていることにもできます。
電子機器(難)
電子機器の取扱や改ざんを行う知識です。
電子ロックの解除や、ネットワークへの侵入を行うことができます。
上級ルールを使用している場合、戦闘中に電子戦闘支援を行い、
自分以外のキャラクターの判定を有利にすることもできます。
→戦闘の上級ルール
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