人間
短命ですが高い成長性と潜在能力を持った、Legend世界の最大種族です。
中世程度の文化ながら、魔法等の助けもあり栄養状態は悪くないため、
外見はほぼ現実の人間と同様です(完訳版P.20左帯の19世紀以前の修正は使いません)。
平均寿命も一般的な中世社会より悪くはなく75歳前後となっています(種族としての寿命は100歳程)。
現実との違いは、魔法の素質や「練気」と呼ばれる己の生命力を操作する術を持つ者の存在、
そしてほぼ全ての異種族と混血可能な事でしょう(基本的に他の異種族間では子供は生まれません)。
他の異種族との関係はおおむね良好です。
文明
TL3。大陸全土に様々な文明を構える。使用言語は出身地ごとの地方語。
信仰
万遍無く、各教の信者・聖職者が存在。聖職者は基本的に自分と同属性の宗派を信仰。
魔法属性
地・水・火・風分類からキャラ作成時に一属性を選択。
種族基本セット
他種族との生殖能力(0CP)
必要CP:0CP
独自の特徴
- 他種族との生殖能力(0CP,生来所持)
- Legend世界では普通、異種族間で子供を作る事はできません。
この特徴をもつものはあらゆる異種族との間に子供を設ける事ができます。
もちろん、生殖行為は通常通り必要です。相手によっては何らかの補助手段が必要となります。
これらハーフの基本セットはそれぞれの種族紹介にかかれています。
ドラゴニュート
ドラゴニュートは主に山岳地帯に階層社会を築く少数種族です。
二足歩行の直立した西洋竜の外見をもち、その姿から想像出来るように竜とよく似た力を奮う事ができます。
この能力は血統に依存し、使用できる能力ごとに様々な亜種が存在します。
寿命は竜と異なり早熟・短命で、卵から生まれて13歳前後で成人後、40〜70歳でその生涯を終えます。
彼らの多くは山岳地帯に原始的な少数部族を作り、交易や狩猟生活を営んでいますが、
種族的な『義』を重んじる風潮から、他種族の友へと力を貸すために下界へと姿をあらわすものもいます。
特にフリーチャーチ王国には建国時代からの功労者として、
近衛兵団長ダン=ゼファーを筆頭に多くのドラゴニュートの姿をみる事ができます。
他種族と種族単位で関わる事は少なく、関係も良好というより無関心なものが殆どです。
文明
TL2。山岳部、特にフリーチャーチ近辺に原始的な階層社会を築く。使用言語は獣人語。
信仰
フォースメント、ついでライザル信者が大多数。どちらにしても聖職者は少ない。
魔法属性
地・水・火・風分類から火属性のみ。
種族基本セット
- ドラゴニュート基本セット
- 特に能力を持たない基本種族。亜種追加セットはこれに重ねて取得する
体力+1、知力−1、生命力+1(10CP)
鱗による防護点1点。鎧と重複する(4CP)
鉤爪Lv1(15CP)牙Lv1(5CP)
短命Lv1(−10CP)原始的Lv1(−5CP)
身長は人間の1割増、体重は4割増し(0CP)
必要CP:19CP
装竜族追加セット
- 竜の頑強さと怪力を持った亜種
生命力+1、知力−1、追加HP3点(基本セットと重複)(15CP)
更に強固な鱗。鱗による防護点+1、受動防御+1(29CP)平然(5CP)
バーサーク(−15CP)名誉重視:侮辱、特に種族に関するものを看過できない(−5CP)
必要CP:29CP
飛竜族追加セット
- 竜の飛行能力を持つ亜種。背中に大型の翼を持つ
敏捷力+1、生命力−1(基本セットと重複)(0CP)
翼による飛行/疲労消費Lv2(27CP)
名誉重視:侮辱、特に種族に関するものを看過できない(−5CP)
必要CP:22CP
咆竜族追加セット
- 竜の吐く強力な吐息、ブレス能力を持つ亜種
体力−1、敏捷力+1、生命力+1(基本セットと重複)(10CP)
ブレス1L(15CP)
名誉重視:侮辱、特に種族に関するものを看過できない(−5CP)
必要CP:20CP
独自の特徴
- 竜の鱗(4/29CP,生来所持)
- 竜の鱗に似た強固な鱗を持っており、これにより防護点を1点持ちます。
装竜族のものは更に強固で、防護点を更に+1と、受動防御1点を持っています。
この受動防御・防護点は鎧のものと重複しますが、目や鼻耳の穴・口の中等にはありません。
鉤爪(15/25/40CP,生来所持)
- 鋭い鉤爪を四肢に持ちます。ドラゴニュートは通常1レベルで所持しており、
CPを払うことで最大2レベル、装竜族のみ最大3レベルまで成長させられます。
なお、以下の恩恵は《膝蹴り》《踵落し》のように鉤爪のない部位で行う格闘動作には加わりません。
15CP(Lv1):爪によりパンチとキック(格闘動作も含む)に+2のダメージボーナスがあります。
25CP(Lv2):鋭い爪があります。キック・パンチのダメージタイプが「切り」になります
40CP(Lv3):10cm以上の鉤爪が備わります。ダメージは「突き/刺し」「振り/切り」で、長さが「近接・1」となります。
※レベルに関係なく爪を持ったキャラクターの攻撃は刃物「受け」によるカウンターを受けません。
牙(5CP,1L固定,生来所持)
- 噛み付きに適した鋭い牙を口に備えています。ドラゴニュートは通常1レベルで所持していますが成長させる事はできません。
噛み付きのダメージタイプは「切り」で、致傷力はGURPSベーシック完訳版P.179サイドバーの噛みダメージ表より求めます。
短命(-10CP/L,生来所持)
- 人間一般に比べ生命周期が非常に短くなっています。
1レベルごとに生命周期が1/4減少します。
この特徴は、成人に達する年齢・老化判定の開始年齢・その頻度が上昇する年齢に影響します。
レベル0(人間)…18歳で成人、老化は50歳(年に1回)、70歳(半年に1回)、90歳(3ヶ月に1回)
レベル1(ドラゴニュート他)…13歳で成人、老化は37歳(9ヶ月に1回)、52歳(4ヶ月に1回)、67歳(2ヶ月に1回)
翼による飛行(30CP,生来所持)
- 飛竜族の所持する大型の翼による飛行能力です。飛行速度は通常の2倍になります。
飛竜族のこれは疲労消費Lv2の限定がかかっており、飛行中は1分間に2点疲労します。
翼長は、少なくても身長の2倍あり、離着陸や何か特殊な行動を取るには、
翼を完全に広げてもまだ余裕がある開けた場所がなければなりません。
荷重が重荷以上になったり、翼を縛られたり、翼が傷ついたりすると飛べなくなります。
急旋回やアクロバット飛行などを行うには、〔飛行〕技能の判定が必要になります。
なお、翼があるため、鎧や衣服の値段は特注で4割増となります。
ブレス(1L目は15,以降7CP/L,最大3L,生来所持者のみ成長可)
- 竜の吐息と同じ性質を持つブレスを吐く能力です。火炎・電撃・冷気から一つを選んで取得してください。
行動を消費する事で、通常攻撃の代わりにブレスによる攻撃を行えます。
集中は必要ありませんが、ブレス攻撃を行ったターンの移動は「踏み出し」しかできません。
ブレスの命中判定は敏捷度で行います。ブレスの使用には口が開けなければなりません。
攻撃範囲は距離がレベル*3m、先端3ヘクスの扇形で、命中すると1レベル毎に1D点のダメージを与えます。
ブレス攻撃を行うと1Lv毎に1点疲労します。発動にファンブルした場合は更に1D点負傷します。
能動防御は「止め」か「よけ」のみ可能で、「よけ」に成功すれば範囲外に向けて一歩踏み出せます。
これにより範囲外に出られた場合はダメージを受けず、そうでない場合もダメージは半分ですみます。
「止め」に成功すると、自身と後方幅1ヘクスの範囲を完全に守れますが、
盾へのダメージを採用している場合、ダメージで盾が壊れる可能性があります(ベーシック完訳版P.158サイドバー)。
火炎ブレスの場合、引火の可能性にも注意してください。また電撃への防具効果は《電光》と同じように扱います。
咆竜族はこの特徴を一種類1レベルで所持しており、更にCPを払ってレベルを上げたり、
新たな種別のブレスを取得する事ができます。
尻尾(11CP,後取り可)
- ドラゴニュートの尻尾は普通あまり器用に動かない飾りのような部位ですが、
この特徴をもつものはあたかも腕を振り回すように殴りつけて後方の敵を攻撃できるようになります。
尻尾による攻撃は「両手利き」でなければ逆手扱いです。敏捷力か《格闘》で判定し、致傷力は「振り−2/叩き」です。
長さは1で、真後ろの敵しか狙えませんが「大振り」にはならず通常どおり攻撃できます。
なお、細かい作業には全くむきません。強引に行おうとする場合、敏捷力に−6修正を受けます。
ドラゴニュート・ハーフ
魔法属性
地・水・火・風分類から火属性のみ。
種族基本セット
特に能力を持たない基本種族とのハーフ。亜種族ハーフはこれに亜種追加セットを重ねて取得する
生命力+1(10CP)
鱗による防護点1点。鎧と重複する(4CP)
※鉤爪は最大2Lvまでしかとれない。
必要CP:14CP
「特殊な背景」のCP目安:15CP
取得可能な独自の特徴
亜種追加セット,鉤爪(通常1Lv、装竜種で2Lvまで)
ドラゴニュートと人間のハーフです。
外見は普通の人間と変わりませんが、うっすらと肌に竜鱗が浮いています。寿命は人間とかわりません。
繁殖法が違うため生殖には魔法などの補助がいります。そのため、ドラゴニュート・ハーフは非常に珍しい存在となっています。
ゴブリン{N向}
人間以上に成長力と繁殖性が旺盛な、未開人的印象の外見をもつ亜種族です。
突然変異が非常に多く、中には本来種と似ても似つかぬ外見・能力を持つものもいます。
平均寿命は短いものの、その分成長も早く非常に多産傾向で、
あっという間に土地や食料を食いつぶし、他種族の集落へと押し寄せるため、ほぼ全ての種族から忌避されています。
人間同様にほぼ全ての異種族と混血可能ですが、生まれる子供は必ずゴブリンか、
先天的に特殊な力や重度の心身障害(この二つは併発する事が多いようです)を持つ者かのどちらかになります。
文明
TL1。ただし略奪した装備を使用する事もある。使用言語はゴブリン語。
信仰
異端信仰が殆どで、人間の目には邪教と映るものも多い。
魔法属性
地・水・火・風分類からキャラ作成時に一属性を選択。
ただし、突然変異によってはこれを無視して修得する事も可能。
種族基本セット
知力−2(−20CP)
突然変異の可能性(50CP)
原始的Lv2(−10CP)短命(−10CP)忌避される存在:他種族からの反応−3(−15CP)
他種族との生殖能力(0CP)身長は1割減(0CP)
必要CP:−5CP
「特殊な背景」のCP目安:20CP
独自の特徴
- 突然変異の可能性(50CP,生来所持){N向}
- 数値的にみて異常なまでの確立で遺伝法則を無視した突然変異種が生まれます。
この特徴をもつものはベーシックの超人用特徴、百鬼夜翔の妖力・妖術を制限無しに取得できます。
特徴や妖力の内容によっては大幅に外見も変化するでしょう。
短命(-10CP/L,生来所持)
- ドラゴニュートの同名特徴と全く同じ物です。
他種族との生殖能力(0CP,生来所持)
- Legend世界では普通、異種族間で子供を作る事はできません。
この特徴をもつものはあらゆる異種族との間に子供を設ける事ができます。
もちろん、生殖行為は通常通り必要です。相手によっては何らかの補助手段が必要となります。
ゴブリンの場合厳密な意味で混血児は生まれず、生まれる子供は必ずゴブリンか、
先天的に特殊な力や重度の心身障害(この二つは併発する事が多いようです)を持つ者かのどちらかになります。