Race - Administrators
種族−管理者たち
牙の民
Lowers Falk
- 牙の民とは
- 牙の民は神々の戦乱が起こったころに作られた、比較的新しい種族です。
彼らが神から与えられた任務は戦う力を持たない人間や他の管理者たちを外敵より護る事であり、
様々な肉食獣と人間を掛け合わせた獣人の姿に、外見どおりの強力な戦闘力を授かっています。
一方で戦闘のみに特化した牙の民は非常にいびつな種族でもあります。
彼らには人間の性別でいう男性しかおらず、子を作るには他種族の女性を娶る必要があります。
(この際、生まれる子供は半々で相手の種族か牙の民になります)
更に家事を始めとする生活能力も絶望的で、一人では日常生活もまともにおくれません。
彼らはすべからく自分たちの創造主に似て非常にモラルが高く、義理堅い種族です。
時にはそれが行き過ぎ、お節介・頑固と取られる事もありますが……。
牙の民の歴史
- 牙の民の歴史は戦いの歴史です。
彼らは法の神"牙の主"に創造されると、独自の文化を育む間もなく戦場へと送り込まれました。
牙の民は神と共に、更に神の滅びた後も『人々を無法より守れ』という教えを忠実に守り、
多くの人々を愚直に守り続けました。彼らの戦いは激しく、混乱の時代に牙の民は滅亡寸前まで数を減らしています。
現在、牙の民がなんとか世界に残ったのは彼らの守った人々のおかげです。
牙の民の戦いはやがて人々に敬い慕われるようになり、種としての彼らを守る動きが世界に現れました。
『昼の国』を始めとする一部大陸では牙の民は支配階級として、国の秩序を護る存在にまでなっています。
牙の民の文化
- 牙の民はその特性ゆえ、種族独自の文化というものはもたず風習や慣習といった段階で留まっています。
彼らは幼少より親や周囲から厳しい戦士としての教育を受け、肉体の成熟する15歳で同時に戦士として扱われるようになります。
老化は人間同様50歳からですが、戦死者が多く(そして牙の民にはそれが誉とされます)老衰で死ぬ事ができるものは稀です。
成人した牙の民は他種族の妻を娶り、傭兵や支配者として暮らしていきます。
また『昼の国』のように成人と同時に旅に出され、伴侶を見つけるまで一人前とされないというような地域もあります。
なお、滅びかけた頃からの慣習で、一般に牙の民には一夫多妻が社会的に認められています。
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Data Section
- 容貌適応種族
- なし
信仰
- 創造主である法の神"牙の主"が一般的。
他に一部で戦神"あまねく剣の支配者"も一部では信仰されている。
種族テンプレート
- ※基本セットをとる際、必ず自身が何の牙の民なのか(犬、虎、猪等)決定してください。
このうち獅子の牙の民は特別な存在です。必ずレンズ「真なる獅子」を取得する必要があります。
身長1割増、体重2割増(0CP)
体力+1、生命力+1(20CP)
痛みに強い(10CP)戦闘即応(15CP)
鋭い歯(1CP)鈍い爪(3CP)毛皮(1CP)防護点1Lv(毛皮):柔軟(4CP)
気温の変化に強い2Lv(毛皮)(2CP)動物共感:自分と同じ科の動物のみ(3CP)
遵法精神:自制値12(-10CP)高慢(頑固):自制値12(-5CP)
手先が不器用2Lv(-10CP)才能がない:家事全般(-1CP)カーミラ嫌い(-1CP)
必要CP:32CP
禁止特徴
-
- 手先が器用、痛みに弱い、戦闘硬直
- これらは牙の民の種族特徴と相反するため取得できません。
独自の特徴(生来所持)
-
- 毛皮(1CP,生来所持)
- ベーシックP.98(キャラクターP.98)
上半身と四肢を動物と同じような毛皮で護られています。
動物共感(3CP,生来所持)
- ベーシックP.77(キャラクターP.77)
本来は5CPですが限定がかかっており、自分と同じ種族の動物にしか使えません。
(例.虎の牙の民なら虎のみ、犬の牙の民なら犬のみなど)
カーミラ嫌い(-1CP,生来所持)
- 牙の民とカーミラの間ではかつて大規模な戦争がありました。
またその性根から相容れないところがあるためか、
牙の民とカーミラはお互いに距離を置きがちです。
独自の特徴(選択)
-
超嗅覚
- ベーシックP.70(キャラクターP.70)
狐や犬など、イヌ科の牙の民が稀に所持しています。
特別増強を行う事も可能です。
追加攻撃体力
- ベーシックP.73(キャラクターP.73)
牙の民は3Lv(ST+3)まで限定でこの特徴を取得できます。
レンズ
-
真なる獅子(+39CP)
- 牙の民の中を率いる指揮官種です。
必ず獅子の姿をしており、カリスマ性に優れ嘘を見抜く共感能力を有しています。
現在は極めて希少な存在で、多くは『昼の国』の王族ゆかりの一族です。
テンプレート
カリスマ4Lv:牙の民のみ(-30%)(14CP)共感(15CP)
指揮官の才能2Lv:《管理》《指揮》《戦術》《戦略》《軍事科学》に+2(10CP)
出自テンプレート
- 傭兵(CP)
貴族(CP)
狩人(CP)
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Topics
- 牙の民の獣性と役割分担
- 牙の民がその勢力を減らす前、牙の民にはその獣の身体ごとに明確な分担があったといいます。
たとえば犬の牙の民が索敵を行い、虎の牙の民が前に、それを獅子の牙の民が指揮する……といった具合です。
現在では数の減少によりこれらの役割分担はほとんど消滅してしまいましたが、
唯一"指揮官は獅子"という伝統だけは例外的に残りました。これは獅子の牙の民が希少である事にも拠るようです。
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