Monster - OtherPlane
モンスター−外よりのもの


Dragon

 神々を除けば、破片世界の中で至上最強の存在。それがドラゴンです。
 彼らは元々破片世界の住人ではありませんが、何の因果か好んで破片世界に来訪します。
この、時限を跳躍する能力がドラゴンの最大の特徴です。
彼らは自分たちの住む世界と破片世界を自在に行き来しながら暮らしています。
 ドラゴンの生態は一言で言って『謎』です。彼らが何を食べどのような生活をしているかは全くわかりません。
姿一つとっても西洋の蝙蝠の羽をもった巨大な蜥蜴から、東洋の翼を持たないタイプ、
複数の頭を持つものなど数限りなく存在しますが彼らは全て同じドラゴン種なのだそうです。
 ドラゴンには性格から姿まで様々なタイプが存在するため、個々のデータはここでは掲載しません。
参考までに過去の破片世界に出現した有名なドラゴンを上げるに留めておきます。

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Monster Data

"凄まじき闇"
 神々の大戦が終わって間もない、近世の黎明期に出現した2体のドラゴンです。
翼と手足を持った西洋風のドラゴンでその大きさは山が小さく見えるほど。
1体は白い鱗に黒の瞳、もう1体は黒の鱗と赤い瞳をしていたと伝えられます。
 黒鱗の"凄まじき闇"は人々の味方のような振る舞いをみせ、モンスターや災害から人々を守ったそうですが、
やがて現れた白鱗の"凄まじき闇"(ドラゴン自身が名乗ったと言います)と激しく争いながら、
何処へともなく消えていったといいます。なお資料の曖昧さから、この竜の存在を疑問視する声も一部には存在します。

"何かを求める異形"
 近年、ある王国の辺境に出現したドラゴンで全長は100m前後、
翼を持たず全身から触手や刃状の突起が無数に生えた異形の竜です。
 出現直後から狂戦士の如き勢いで暴れ回り、王国を滅亡の危機に陥れましたが、
最後は国が募った勇者たちによって倒されました。
人間のような仕草をしていたとか、何かに苦しんでいるようだったとか噂もありますが、
結局この竜が何者であったのかはわからないままです。
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