Monster Library モンスター図鑑
モンスターに関しての注釈
- 広義のモンスター
- モンスター図鑑には破片世界で遭遇しうる超自然的な存在を掲載しています。
これらは図鑑には紹介されていても厳密にはモンスターでなく、一般の生物と同様に扱ってください。
神の呪いを起源とする純粋なモンスターは『モンスター種族テンプレート』に拠って区別されます。
図鑑では純粋なモンスターでない存在を種別の欄の『☆』印で示しています。
モンスターと呪文
- モンスターたちは独自の文化をもたず、カードマジックのような人類の手による魔法は基本的に使いません。
しかし一部には魔法的な特殊能力を生来もっているモンスターは存在します。
この場合、取得できる呪文の種類はあらかじめ決まっており、新たに呪文を取得することはできません。
またごく稀ですがモンスターのロウマスターも発生することがあります。
モンスターのロウマスターはほぼ全てが"貪り食らう風"か"名無し"、もしくはそれらの従属神のものです。
（選択ルール）即時退場
- GMはＰＣをヒロイックに活躍させるため、または単に時間の節約のため、
シナリオ上重要でないモンスターを『雑魚モンスター』として弱体化させることができます。
これは「即時退場（−５０ＣＰ）」という不利な特徴として扱います。
この特徴を持つモンスターはHPが0以下になると自動的に気絶します。
また呪文や特殊能力への抵抗、負傷による朦朧・転倒判定は一切行わず全て自動失敗するようになります！
このルールはモンスター以外の、人間の雑兵に対して適用することも可能です。
雑魚モンスターを出す場合、正体が判明した時点でＧＭは雑魚であることを明らかにしてください。
モンスターが雑魚である事実を隠すことはこの特徴の意義を大幅に損ねることであり、アンフェアです。
モンスター種族テンプレート
- モンスターは必ず以下の種族テンプレートを特徴にもっています。
種族テンプレート
- 意志力+3：恐怖判定のみ(6CP)
特殊な生殖：他種族との生殖能力(0CP)
なんでも消化できる(5CP)HP再生:12時間ごとに1点(10CP)
神の呪い：邪悪な存在(-5CP)狭量：モンスター以外(-5CP)
社会的弱者:相容れぬ存在(-30CP)サディスト：自制値6(-30CP)
残忍：自制値6(-20CP)弱いもの虐め：自制値6(-20CP)神聖な存在が嫌い(-1CP)
必要ＣＰ：−１００ＣＰ
独自の特徴(生来所持)
-
意志力+3：恐怖判定のみ
- ベーシックP.18(キャラクターP.18)
モンスターは「恐怖」という感覚自体が希薄です。
明らかに無謀としか思えない状況でさえ彼らは恐れ知らずに向かってくるでしょう。
特殊な生殖:他種族との生殖能力
- モンスターは人間を含むあらゆる動物と交配が可能です。
生まれてくる子供は全てモンスターとなるため、モンスターは凄まじい勢いで繁殖します。
この特徴のためモンスターは異種間での性に対するタブーを持ちません。
なお、植物由来のモンスターなどこの特徴をもたないものも一部に存在します。
神の呪い：邪悪な存在
- ベーシックP.124(キャラクターP.124)
神々の呪いによって生み出されたモンスターは本質的に「邪悪な存在」です。
《神聖武器》をはじめとした「神聖な攻撃」で受けるダメージは増加し、
キャラクターの神聖性が問題となる状況では常に邪悪な存在として扱われます。
社会的弱者:相容れぬ存在
- ベーシックP.134(キャラクターP.134)
モンスターは人間社会より忌むべき絶対悪として認識されています。
「社会的弱者：怪物」の内容に加え、人間側のあらゆる不利な特徴の対象から除外されます。
たとえば「平和愛好：専守防衛」の人間もモンスターへは先制攻撃を行えますし、
戦闘力のない子供でも"正義の剣"の掟が定める『非戦闘員』には含まれません。
神聖な存在が嫌い
- モンスターは人間全般を憎んでいますが、特に神聖な存在……邪神以外の聖職者やロウマスター、
宗教的な道具、施設を特に嫌います。モンスターはこれらを最優先で破壊しようとします。
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