仮面ライダーOOO WONDERFUL
~将軍と21のコアメダル~

 予定が詰まっているので気合入れて初日の朝一でLet's GO。
視聴日は午後からゴーカイレッドが来るという事で割と空きがありました(その分、帰る時はえらい混雑でしたが)
……中の人(高岩さんたちじゃなくてキャプテンね)がくるなら即断で午後だったんだけどなぁ。

本編感想(ネタバレなし)

 オールライダーもそうでしたがオーズの映画版は特別編、お祭り映画として出来がいいと思います。
真面目に考えだすと時間軸とかいろいろおかしいのですが、
(強引にねじ込むなら三六話のユニコーン撃破~ウヴァお兄ちゃん爆散の間あたり?)
裏設定がちょこっとわかる番外編エピソードとしてアクションを楽しむのがいいかな、と。
歴史に残る名作ではないですが、普通に楽しめる良作です。
【一言ツッコミ(ネタバレなし)】※ネタバレな話は下にどうぞ
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キャラ別雑感(ネタバレあり)

気にしない/見てきた方はずずいっと下へどぞ。




















仮面ライダーOOO&鴻上ファウンデーション

火野 英司/仮面ライダーオーズ、仮面ライダーバース
「みんな家族だ……俺の欲望は、これくらい大きくなきゃ満たされない!」
 本編ではえらいことになり始めている主人公ですが、劇場版ではお馴染みのマイペース英司君。
今回は事故なんですが、江戸時代の姿は旅人してた頃の彼を彷彿とさせて微笑ましい限り。
ユニコーンに『なんて大きさだ』とまで言われた彼の夢=欲望が、まさか本当に世界を救うとは……。

仮面ライダーオーズ
 タトバさんはサポートがあってなんぼのフォームだと証明されてしまった……。
単体でのボコられっぷりと、将軍様、伊達さん、フォーゼと連携した時の暴れっぷりは別フォームかと思うほど。
……そういえば、アンクさんのメダルで変身してもW状態にはならなかったですな。
ウヴァお兄ちゃん見たくメダル状態で会話しながら戦うかなとちょっと期待したんですが。

仮面ライダーオーズ・ブラカワニコンボ
『ブラカァ~ワニ!』
 今年の劇場版限定コンボ。三枚のメダルと葵の紋を重ね合わせる演出は考えたな、と。
戦闘は鵺ヤミーとラストの乱戦のみとジョーカーほど目立ってはいませんが、
独特のパンチャースタイルと蛇のインパクトでやられました。
超パワーって蛇使いの事だったんかいな……。

仮面ライダーバース(英司バース)
 真のサプライズ……だったはずなんですが、サウンドトラックでバレててちょっと涙目。
変身ポーズから戦闘スタイルまでちゃんと英司君になっているのは芸コマ。
ドリルアームの使い方、まるっきりトラクローでしたよね……。

アンク
「俺はこんなところで終わる気はない、死ぬ気で何とかしろ!」
 今回はデレ分多め。比奈ちゃんを庇ったり英司君に自分自身を託したり、にやにやしっぱなしです。
彼……というかグリード組はガラについてどこまで知っていたんですかね。
後手後手に回っているところ見ると、ガラ封印→グリード誕生で殆ど知らないっぽい?
(今までのエピソードと照らし合わせるとグリードの誕生はどうもイレギュラーっぽいので)

伊達 明/仮面ライダーバース
「後藤ちゃん、覚悟できてる?」
 久しぶりに登場……と、思ったら現代に置いてけぼりに。そりゃないぜ。
(岩永さんも「え、(京都)行かないの?」だったそうで……)
その分、現代編ではちょんまげからバリア破壊まで大活躍。
後藤バースも大好きですが、この人がいると画面が和むなぁ。

仮面ライダーバース(伊達バース)
 今回は伊達バースということでCLOWsなしの肉弾戦も多め。
冒頭では珍しい『弾切れを起こす伊達バース』も見られます。
決戦ではCLOWsも結構使ってるんですが、カッターウィングは意地でも出さないのね……。

後藤 慎太郎
「一生分なら!」
 相変わらずのサポートに回ると輝く男。
今回は伊達バース健在という事でツッコミ&サポートメイン。
本編の頼れる後藤さんも好きなんですけど、漫才コンビの方が生き生きしてる感じもするんですよねー。

泉 比奈
「寂しくないわけじゃないけど……繋がってるって感じるから」
 遂にメダルタンクが飛んだ……怪力は世界を救う! 素晴らしいッ!
……いや、ハナさんのように戦闘員というわけでないのに、
これだけ直接ヒーローを助けられるヒロインってなかなか稀有なんじゃないかなと。
アンクとの関係は本編の現状を考えるとちょっと胸に来るものがありますが……。

白石 千代子
「お客さんがいるなら、お店やらなきゃ」
 ごく地味な出番ながら、世界を救った陰の功労者。
最初、あれだけ対立していた現代と江戸の人が和やかに会話できるようになったのは、
白石オーナーが店という形で交流を進めたのが大きいんじゃないかと思います。
まさに商売人の鑑。さすがです。

鴻上 光生
「マスター・ガラ! これが欲望の力だ!」
 一部で予想されたとおり、先代オーズの子孫という正体が判明。
今回の諸悪の根源にして、本当に欲望で世界を救ってしまった救世主。
……この人はもう善とか悪とかいう物差しでは測れない気がします。
今後、生きるにしても死ぬにしてもラスボス路線はなさそうですな。

ドクター真木と愉快なグリードたち

真木 清人
「同じ?……全く、違います……!」
 俺の求める終末はまだ遠い! ってなわけで今回は傍観者→一時的な協力者に。
なかなか見れない屋敷の日常が見えるシーンはちょっと面白かったですな。
四六時中あの調子だとしたら最終回まで胃が持つのだろうか……あ、もうグリード化してるか。

グリード一家(ウヴァ、カザリ、メズール、ガメル)
「オーズ、使え!」「早くしなよ。僕たちも後がないんだ」「これも……♪」「がんばれー」
 一時的な協力者その2。出番ほとんどこれだけなのでまとめて……。
できたらグリード一家のオーズが見てみたかったと思いますが、それやると電王とかぶっちゃうか。
どうでもいいですがウヴァお兄ちゃんが無駄に男前で吹きます。普通にサポートポジ入れそうね(汗)

劇場版ゲスト

ガラ
「変わらないな……腐った欲望の匂い!」
 会長から『彼』と言われているとおり。現世の身体は借り物で本来は男の模様。
衣装はその辺意識したのか不明ですが、西遊記のドラマの三蔵法師っぽい感じもします。
欲望を力にすることを発案したこの人が、一番欲望を嫌っていたというのも意外ですが、
欲望を肯定し制御を覚えた王の末裔に倒される、というのはオーズのテーマにつながるのかなと。
でも会長は何でこの人をよみがえらせようと……純粋な好奇心?

若葉 駿
「僕が、お母さんなんて要らないって言ったから……!」
 ガラの宿主、若葉 五月の息子さん。
ストーリー的にいるのか? いらないのか?といわれると微妙なラインですが、
劇場版のテーマ『絆』の象徴としてはやっぱり要る、のかな?
オーズはレギュラー陣が大人すぎて、子供が感情移入できるキャラが少ないって問題もありますしね……。

噂のアイツ

徳田 新之助/暴れん坊将軍(八代将軍・徳川吉宗)
「成敗!」
 特撮世界に違和感なく混じっているのが恐ろしい……。
でもよく考えれば彼も『正体を隠した正義のヒーロー』なんですよね。
特撮は時代劇のフォーマットを踏んでいるところもありますし、出会うべくしてだったのかも。

暴れん坊将軍
 貧乏旗本の三男、徳田 新之助は八代将軍・徳川吉宗である。
江戸の自由と平和のため、暴れん坊将軍は戦うのだ!
……ある意味これも『変身』ですよね、ってことで。
彼が出てきた途端、オーズまで動きが時代劇の殺陣になるとは……恐るべし将軍家。

如月 弦太郎/仮面ライダーフォーゼ
「全てのライダーと友達になる男!」
 健康優良バッドボーイ。
短い出番でこれだけはっきりと描けるわかりやすいキャラはいいですな。
とりあえず伝統と格式に則り、そのリーゼントがいつ刈られるのかに注目です(待)

仮面ライダーフォーゼ
 これを『宇宙飛行士』『仮面ライダー』と認識する英司君……グリード化が進んでいるせいか(違)
正直、動いてもちょっとかっこいいとは言い難いデザイン。ですが各種ギミックはなかなか面白い感じです。
スイッチの事は知っていたのですが、スラスタージャンプの方はちょっと驚かされました。
ベルトのコンソール(ちゃんと本人が確認できる!)とか、思った以上に宇宙飛行士しているのね。
【一言ツッコミ(ネタバレ可)】
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