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仮面ライダーフォーゼ 第４３話『双・子・明・暗』
ついにというか、やっとというか。ライダー部からのホロスコープス出現。
ライダーマン＝結城丈二が語源ということで、ユウキに白羽の矢が立つのはある種必然だったのでしょうか。
◆これまでの仮面ライダーフォーゼは！
さらばタチバナさん。
しかしあれだけ友情の大事さを語った後で今週の弦ちゃんは……ふぅ。
◆昔、声がしたんです。宇宙から
残り１クールをきった終盤、遂に勇気が宇宙を目指す理由も判明。
宇宙からの声を聴いた……いわゆるチャネラー。意外にも友子とちょっと被るところがあった？
今回、理事長は直接聞いたユウキに目を付けましたが、もしかすると友子にも……？
（彼女も一度スイッチをアルター経由で渡されていますし）
◆異変と友情
速水校長に呼び出された前後からユウキ周辺に始まる異変。
トリックスターというか子供のようにふるまうユウキにライダー部員も戸惑いを隠しきれません。
ここで『誰かがユウキに化けているのでは？』じゃなくて、本人を責める発想に行っちゃうのはどうかと思いますが……。
キグナスの一件（多重人格）が印象的だったのか？とも思いましたけど、それ以上に幻覚を多用するリブラをよく知っているはずで……。
つまるところ『ユウキならやらかしても不思議ない』と、みんな思っていた、と……？（汗）
◆ユウキが……十二使徒……！？
そして異変に止めを刺すユウキのゾディアーツ化。
視聴者には声で怪しさ爆発なんですが、まぁこれは視聴者フィルタというやつで、弦ちゃんたちには同じ声に聞こえているんでしょう。
ジェミニ＠ユウキですが、根はユウキに似ていながら非常に子供っぽい、無垢な悪意の塊。
姿は道化師を摸しているものの、この時点では単なる道化ですな。
とにかくユウキの抑圧された感情を満たす、面白いと思ったことをするために動き、周囲に無関心。
まだこの時点では『スイッチの力で作られたもの』以上ではないんでしょうね。この時点では、まだ。
◆ＶＳジェミニ・ゾディアーツ
安定の流星乱入で２ＶＳ１に持ち込むも、弦ちゃんの同様によりライダー組は押され気味。
ジェミニの能力は二種類のカードを模したエネルギー弾……三十分後のジョーカーっぽいは禁句！
赤はフォーゼの【ランチャー】、青は【スタンパー】によく似た感じで、これもユウキの無意識が為せるものなのかとか深読みしたくなります。
青カードの置き爆弾、スタンパーもこれくらい縦横無尽に使ってくれたらなぁ。
（まぁフォーゼは他に使いやすいスイッチをいっぱい持っているせいもありますけど）
◆オカエリ……ッハハ、アハハハ……
帰ったらもう一人の自分が部屋で待っていた。
何処のクスクシェだよドクター真木ィ！ とか、そんなカオスな城島家の日常もぶっとぶこの衝撃。
ドッペルゲンガーものの定番とはいえ、デスマスクとアングルの演出はニチアサからぞっとさせてくれました。
もう一人が自分を侵食してくる。しかも普段目を背けたい本音の一部を持って……完全にホラーの世界です。
◆ＶＳジェミニ・ゾディアーツ（ＲＯＵＮＤ２）
まだ不完全なジェミニでは人間の目はごまかせても、監視カメラはごまかせなかった。
怪奇物だと人間の目で見ると……というのが多い中、ちょっと新鮮な展開。
真相に気づいて急行する弦ちゃん。幼馴染とはいえ、地味にユウキの部屋まで顔パスってすごい……もはや両親公認なのか（待）
殴りこんでくる弦ちゃんにすたこら逃げ出すジェミニ……まぁそれが正解ですな。
正体に気づき殺る気１２０％のコズミック＠弦ちゃんに、ジェミニの身体能力は明らかに不足。
（実際、距離を置いてのランチャー＋ネットであっという間に捕縛されている）
だから流星君も飛び道具使おうぜ……あるんだからさ。サターンとか、サターンとか！（涙）
◆ジェミニはやっと見つけた私の宝。同じ星からの声を聞いたもの同士だ
追い詰めたところに理事長降臨……急に何事と思ったんですが、もう手駒いないんでしたね……。
速水校長は余計な事しかしないでしょうし、立神さんは保護とか細かい作業には全然向いてないし……。
勿論、それ以上に星の声を聴いた同志という事が大きいのでしょうけど。
Ｗの所長並にヒロインらしからぬユウキでしたけど、ここで一気に物語の中心人物に来てしまいました。
これは単純にジェミニ撃破だけではカタがつかない波乱の予感がします。
ここからは最終エピソード、一直線ですかね。